太陽光発電の提言
太陽電池産業では04年のシェア50パーセントをピークに、日本のシェアは低下が続いています。
06年のシェアは36パーセントになった模様です。
太陽電池市場のシェアベスト10位では、シャープが2006年までは5年連続で一位だったのが、2007年に海外企業に追い抜かれてしまいました。
日本企業が総じて下位にシフトしていき、またベスト10から脱落していく企業も相次ぐ様は、半導体産業や液産業の再来のように見えます。
半導体はデザイン、用途、機能で、液晶は視野角、応答性、画像で差別化できるのに対して、発電用の太陽電池の差別化要素は発電量当たりのコストがメインになっており、デザインなどで差別化出来る余地はありません。
先行メーカーが労働コストやインフラコストの安い発展途上国の企業に対して差別化するのは困難です。
太陽電池メーカーは太陽電池はノウハウの塊で、半導体や液晶ほど簡単に新興企業には追いつかれないとの見解がありましたが、これまでの海外企業の躍進を見ている限りでは、結晶法についてはその主張は当たらないと言えるでしょう。
薄膜法については、装置メーカーが推進しているターンキー事業が成功するかどうかが判明するまで、各装置メーカーからの結果報告に注目が集まっています。